「はてなカテゴリ」というアイデア、その周辺
コトバのサイクルが劇的に短く動的になってきているのに、カテゴライズ方式だけが静的。そこに歪がでているのではないだろうか。マッチング不足。誤爆がどうのこうの。。。そのあたりがここに起因しているのではないだろうか、と思った。
はてなカテゴリのシステムとしては、はてなグループを発展させればいけるような気がしている。
たとえば。。。
- ダイアリーで[]記法をつかって書くと、そのカテゴリ(グループ)が自動的に作られる。
- []記法で書いたカテゴリと同じがあれば、そこに自動的に参加する。
- 参加したカテゴリに登録されたキーワードにだけリンクが張られる。
- キーワード(文字列)が複数のカテゴリ下に存在していたばあい、複数のキーワード開設ページへのリンク一覧へのページにリンクを張るようにする
- こういう「多義キーワード」(?)に対しては、カテゴリ一覧を表示する。
- ダイアリーのプレビュー画面で、多義キーワードがあった場合、属するカテゴリをその場で選択できるようにする。該当するカテゴリがなければ、その場で作れるようにもする。
- 人力検索でいえば、質問時にそれらを複数選べる。市民なら新規作成もできる。
- ブックマークでいえば、エントリー1に対してカテゴリはn。追加も可とする。
- その上で、リンクスコアや内容スコアがあって、カテゴリ毎に自分の閾値を設定できたり
- 内容スコアが下がってくれば、編集が必要だということで、一覧で把握できるようになっていたりしてもいいんだけど、
- それよりも、ある一定期間を区切って、どれだけそのキーワードがダイアリー等にリンクされているかという非リンク数によって判断ができるようになるといい。ページランク的。
- 各自がカテゴリ毎に非リンク数の閾値を設定できるようにすれば、結構うまく調整できるのではないだろうか。
- あと、動的なキーワードの動的なカテゴリを扱うのだから、時間というファクターも絶対に必要だろう。
- キーワードのリンクの要不要、内容の善し悪しというのは、そのときどきで変わってくるし、コトバの意味自体も経時変化するのだから、キーワードに関しては、経時変化を明示的に見られるようなシステムであることが必要だと思う。
そんな感じのシステム。全然いい足りないし、まとまってないのだけれど。
つまり、いわゆるフォークソノミーへのチャレンジともいえる。
はてなフォークソノミー。。。"f"はもうないので、やっぱり"c"でしょうか(^^;
また、これは、キーワードのdescriptionページに良質なリンクをできるだけ沢山納めることにより、有益な情報へのアクセスシビリティを高めてもくれる。経時変化の問題があるので、時間というファクターをページ内に持たせる必要がありそうだけど。
含む日記は、トラックバックを打つかどうかを各自が選べるようになっているべきではないだろうか。つながりたいキーワードだけ。自分の興味のあるカテゴリだけキーワードがリンク化されているのだから、まあ、そういう処理は不要になるとも思われるが。
セレンディピティを求めている人には、カテゴリ一覧が別にあって、どのカテゴリのキーワードに一致したら含む日記に表示されるかをチェック方式かなにかで選定できるようにしてもいい。
含む日記への掲載と、自分の日記の文字列にリンクをはるかどうかの基準は、別にしてもよいかもしれない。