引用と転載

http://d.hatena.ne.jp/iwaim/20050307/1110169091


で、キーワード「引用」に関するご指摘のログを改めて見たのですが、やっぱり何処が「転載」なのかが分かりませんでした。


転載だとご指摘の部分は「引用の際に注意すべき原則」にある文化庁の文面をblockquoteした部分だと思うのですが、「引用の際に注意すべき原則」の見出しで始まるセクションは、はてなダイアリーにおける「引用」というキーワードの解説ページの一部(4つあるセクションの3番目)であるし(主従関係)、小見出しおよびblockquoteを使っているし(明確な区別)、cite属性によるURLの明示はあるし、そのtitle属性に原文の見出しタイトルを使っているし、blockquoteの直前に「文化庁による解説。」という明示があり、さらに、blockquote要素内冒頭には「(注4)引用における注意事項 」という語によって参照元ページ中の位置の明示さえしてある(出典の明示)。


ということで、グレーなのは「必然性」かと思ったのですが、これも、「引用」というコトバに貼られたリンクを辿って改めて「引用」とは何かを認識するというのはユースケースとしてありがちだと思うのですが、じゃあ、どういう風にすれば転載じゃなくなるのかを知りたいと思うだろうと推測することは妥当であるように思いますので、「注意すべき原則」を参考資料としてその部分を該当のキーワード解説ページにblockquoteを使って加えた正当性は十二分にあるように思えます。

そして、そのセクションの目的と説得力の必要性という観点から考えると、そこに文化庁の該当部分をそのまま使うことは、それほど酷評される判断であるようにどうしても感じられないのです。


どうしてあれが転載で、私は何を分かっていないのでしょうか?ヒントをいただけると幸いです。